内容説明
智慧の宝庫「阿含経」のなかから、仏道修行を実践するうえで特に重要な経典を選び、解りやすく懇切丁寧に解説。仏陀の説かれた成仏法、霊魂観、死生観、輪廻転生観が、ここに明確に示される。漢訳原典、読み下し、現代語訳で構成され、その後に解説を付す。
目次
1 雑阿含経 一切事経―在家成仏を説くお経
2 雑阿含経 応説経―唯一の成仏法、七科三十七道品
3 雑阿含経 自軽経―来世は日々の修行によって決定する
4 雑阿含経 申恕林経―如来は成仏に役立つ道のみを解く
5 雑阿含経 出家経―煩悩と業からの解脱
6 雑阿含経 仙尼経―仏教の業報輪廻の思想
7 雑阿含経 無知経―お釈迦さまの死生観・輪廻転生観
8 増一阿含経 善聚品―輪廻転生を断つ五根法
9 雑阿含経 分別経―梵行と特殊な修行からなる成仏法
10 雑阿含経 向経―空しく終わらない五根法の功徳
著者等紹介
桐山靖雄[キリヤマセイユウ]
阿含宗管長、中国・国立北京大学名誉教授、中国・国立中山大学名誉教授、中国・国立佛学院(仏教大学)名誉教授、サンフランシスコ大学理事、モンゴル国立大学学術名誉教授・名誉哲学博士、モンゴル科学アカデミー名誉哲学博士、タイ王国・国立タマサート大学ジャーナリズム・マスコミュニケーション学名誉博士、ロンドン大学SOAS名誉フェローシップ、チベット仏教ニンマ派仏教大学名誉学長・客員教授、スリランカ仏教シャム派名誉大僧正、ミャンマー仏教界最高の僧位・法号を授受、中国国際気功研究中心会長(北京)、ダッチ・トゥリートクラブ名誉会員(ニューヨーク)、日本棋院名誉九段、中国棋院名誉副主席(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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