内容説明
著者はこのたび、中国国立中山大学の名誉教授として招聘され、「社会科学としての阿含仏教・序論」という標題で記念講演をおこなった。本書は、この記念講演をもとに阿含仏教の沿革、理念、構想を述べ、併せて阿含経典の解説を載せた。
目次
第1章 「七科三十七道品」解説(修行法の分類;どのように修行するか;七覚支法のシステム;念力をつよくしてバランスをたもつ ほか)
第2章 阿含経の歴史と沿革(すべてはアーガマからはじまる;まちがっている日本の仏教;勝手につくられた大乗仏教;大乗仏教の致命的欠陥 ほか)
第3章 阿含経講義(雑阿含経・応説経―成仏できない僧侶とは;雑阿含経・応説経―世界を救う唯一の仏教;雑阿含経・仙尼経―釈尊と六師外道 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シリウスへ行きたい
73
最近は、あまり目にも耳にもしない。といっても、所詮、メディア経由だ。統一教会やその他新興宗教と同じようなお金をたくさん持っている宗教団体としか認識していなかった。図書館のコンピュータで見つけて、読んでみようと借出した。いろいろ批判もあるけれど、宗教あるいは仏教に対する識見は深まったと思う。むしろ現存の仏教、浄土真宗や日蓮宗、禅宗への見方、考え方を改めて考えさせられたと感じる。葬式や盆など仏教儀式、日本の昔からの僧の築いてきた文化は尊重しつつも、思想や哲学との関連もいい勉強、刺激になった。一読に値する。2026/01/20




