内容説明
チべット仏教の偉大な尊師パンチェン・ラマの波瀾万丈な生涯の初公開。ダライ・ラマとパンチェン・ラマ、毛沢東や周恩来との関係は。
目次
１ 転世した聡明な悪童
２ 大陸に留まるか、台湾に行くか
３ 成長する少年活仏
４ 再び故郷シガツェへ
５ 十六歳で国家の指導者に
６ 忘れがたいラサの盛会
７ 良師益友の陳毅
８ 苦難のなかで成長
９ 反乱の発生した時
１０ 許しがたい「左」の誤り
１１ 気もそぞろの「逍遙遊」
１２ またしても異常な「春」
１３ 「七万言」の直諫書
１４ 批判された李維漢、習仲〓
１５ 逆境のなかで苦労をなめつくす
１６ 鉄格子のなかの九年八カ月
１７ 普通の北京市民として
１８ 一代の宗師の風格
１９ 生命の最後の閃光
資料 チベット仏教にみる活仏の転世制度
歴代のパンチェン・ラマ略歴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1131you
0
生前交流のあった人物による著作とのことだがかなり美化されていないだろうか。 共産党関係者の娘と結婚し娘ももうけることをどう判断したのか、そして夫人はどういう人物だったのかは知りたいトピックの１つだったのだが全く触れられていない違和感。知らずに読んだら生涯単身者だったと思うだろう。中華人民共和国で家庭を持ったのはパンチェンラマ9世を語る上では重要なトピックだと思うのだが。2025/11/10
-
- 洋書
- My Thakur
