内容説明
本書は、兵庫県における部落解放運動をあつかった初めての通史であり、戦前・戦後における独特のあゆみを全国的な解放運動の動向ともかかわらせて明らかにしています。また、明治以降の部落解放運動を生き生きと叙述しており、部落住民の解放に向けてのあつい息吹きがつたわってくるものとなっています。
目次
第1部 天皇制下における部落解放運動(幕末・明治期の部落住民の闘い;水平社の創立をめざして;水平社の運動)
第2部 戦後の部落解放運動(部落解放運動の再生;部落解放運動の展開;解放同盟兵庫県支部連の結成)
第3部 新しい部落解放運動の展開(部落解放同盟の変質;国民融合路線の展開)
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