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内容説明
樺根鏡一郎。別名屍狂一郎。総合病院を経営する理事長の三男坊であり成績も優秀で容姿もそこそこ。一見すると女性にとってオイシイ男のはずなのだが、自他ともに認める屍体好きというド変態。そんな彼が通う高校に、転校してきた美少女―灰中圭。美女であっても生者にはまったく興味のない彼が、なぜか彼女から甘く芳しき死臭を感じ取ってしまう。彼女はいったい何者なのか?俄然興味がわいた鏡一郎は、彼女の調査に乗り出すが…。
著者等紹介
くしまちみなと[クシマチミナト]
『かんづかさ』が小説デビュー作。専門学校で講師をしていたこともある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
綾瀬ちかこ
6
変態を貫き通すと健全となるとはこのことか。病的なまでにネクロフィリアな少年、わけありな双子ちゃん(サディストで少々バイオレンス)、ぶっ飛んだ神父などなどハチャメチャなキャラクター達が勢揃い! ソロモンがさり気なく絡んできて、程良く萌えもあり…新たな扉を開いてしまいそう。2012/05/11
橘梓弓
1
昨今流行りのゾンビもの・・・なんて軽く考えていたら大間違い。ガチでゾンビいやゾンビースキーな主人公がひたすらに趣味を貫き通す話だった。ヒロインが腐乱してないからって興味をなくすとか明後日の方向性だな。続いてくれると、さらに面白くなる気がする。2012/10/14
デート・ア・ライブ
1
1章読んだ時、あれ?これってもしかしてつまんない?死体愛好家をネタにした変態の話?失敗した。と思ったらオオマチガイでした。2章でヒロインのお母さんの左腕が…と言うことは灰中一家、そして圭ちゃんまでもリアル?とドキドキさせられここから独特の世界観が面白く進展します。全体的に手堅くまとめてあり派手ではないが面白く読めたけど、灰中姉妹の性格、キャラ立ち弱いのが残念。特にドS設定の智理ちゃん♡ あとはバトルでの姉妹の活躍が無いってのもどうかと…… 力より知略バトルにしたほうが良かったかな? 巻末のキャラ設定が良2012/05/18
ぺてがり
1
ネクロフィリアな主人公がゾンビワールドという死後の世界から来たヒロインを含むゾンビ一家と仲良くなり、それを撲滅しようとするエクソシストとバトるお話でした。主人公の趣味がぶっ飛んでおり、共感は出来ませんでしたが、納得は出来る感じなところが良かったです。ストーリーの流れも手堅く纏まっており、読みやすいところが好印象でした。2012/05/12
ハロサイ
0
鏡一郎は屍体に興奮する外道で、グロ画像を収集したり父の経営する病院の死体安置所に忍び込んだりゾンビーの事を調べていたが、転校生の圭から死臭を感じて興味をもつ。調査は難航するが怪しい外国人の協力で家を発見してからはゾンビー研究家で自らもゾンビーな圭の父を始め圭の家族は全員ゾンビーで歓迎される。しかし外国人はゾンビーを追うエクソシストだった。主人公が糞なのに途中から普通にラノベってるのが理不尽。こんな題材なら、もっとホラーかコメディかどっちかに寄せた方がいいと思うんだが。[☆☆---]2013/05/19