内容説明
“一流”にあって“二流”にないものとは?“ハリモト流”一流の思考・行動・習慣。
目次
第1章 「一流」になる条件(自分の素質に合った“正しい技術”を知る。―松井秀喜がその素質を最大限生かし切ったら、三冠王に3、4回は輝いていたはずだ。;正しい技術とは、素質を生かす方法論である。―正しいバッティング理論は、ひとつしかないわけじゃない。 ほか)
第2章 「一流」の思考法(繊細で神経質なほうが「一流」になる。―一流と呼ばれる選手はみんな神経が細かくて臆病。相手が怖いから、必死になって練習する。;慢心は失敗のもと。―“天狗”になっていたから、元に戻るのに2年かかった。 ほか)
第3章 「一流」の育て方(一流の指導者は「眼力」を持つ。―甲子園優勝投手の王は、入団して2週間で「プロで通用する速球じゃない」と打者転向を言い渡された。;“押し付け”は指導者失格の証し。―プロ野球界にはダメな指導者もじつに多い。それには4つのタイプがある。 ほか)
第4章 「一流」の組織論(一流の組織は一流の指揮官によって作られる。―勝つための4条件すべてを兼ね備えているのは、三原、水原、鶴岡、川上。この4人の名将以外は思い浮かばない。;指揮官は勝つための戦略を持たなければいけない。―指揮官が采配ミスをすると、3点リードしていても選手は「いつか逆転されるのではないか」と不安になる。 ほか)
第5章 一流組織の名参謀論(一流の指揮官は一流の参謀を呼ぶ。―川上監督には牧野、鶴岡監督には蔭山、そして水原監督には西村。一流のチームには名参謀と呼ばれる人たちがいた。;名参謀の仕事は“材料”を厳選して並べること。―名参謀は監督の考え方、戦略、好みをよく理解し、誰よりも野球を熟知した人物のことである。 ほか)
著者等紹介
張本勲[ハリモトイサオ]
元プロ野球選手、野球評論家。1940年広島県生まれ。松本商高(現・瀬戸内高)から浪商高(現・大阪体育大学浪商高)を経て、東映フライヤーズ入団。59年打率2割7分5厘、ホームラン13本の成績で新人王に輝く。翌年から3年連続で3割を打ち、早くから非凡な打撃センスを見せる。61年には初の首位打者、翌62年にはチームを日本一へと導く原動力として活躍し、パ・リーグMVPに輝く。その後、日拓ホームフライヤーズ(73年)、日本ハムファイターズ(74、75年)、読売ジャイアンツ(76~79年)、ロッテオリオンズ(80、81年)で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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芸術家くーまん843
わなだいアスペ
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