内容説明
写真で見る戦後若者ファッションのすべて。
目次
40年代 焼け跡から見たアメリカ
50年代 大衆文化と若者の誕生
60年代 ストリートが熱かった時代
70年代 カウンターカルチャーとブランド社会
80年代 花開く新人類文化
90年代 ストリートファッションの時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ますりん
3
宮沢章夫さんが逝去されてしまい「ニッポン戦後カルチャー史」を読み直していたけれど、この本と対で読むと戦後からの現代史がいろいろ繋がります。 みゆき族ブームは近隣の商店街の掃討作戦もあって実はひと夏で終わったブームであり、これが尾を引いて銀座は若者の街=カルチャーの先端にはなれないまま大人の街に変貌していったのか。なるほど。世代が微妙に違うからしょうがないけど、ピテカンとかツバキハウスとか行ってみたかったなー。あと、高校生のころの自分の服装の感じがなぜかなんとなくオリーブ族の女の子に似てる気が。。。。2022/09/29
ポルポ・ウィズ・バナナ
1
70年代末期以降、ファッションの記号性が強くなるに従って、オシャレのクオリティは低下しているように思える。「似合う似合わんに関わらず、それを身につけとけばオシャレ」ってのは文化レベル的には衰退でしょう。2012/07/21
吉田良二
0
カラス族、DCについて、しばしば引用される。電子版発売されないかなぁ…2013/01/29
ステビア
0
こういうのをの一冊読んでおきたかったのよね。思ったのは、70年代初頭くらいまではライフスタイルとファッションが一致していたのだな、ということ。68年の威力恐るべしと言ったところか。あと90年代のストリートファッションのあり方というのはデータベース消費に繋がるところもあるのでは。面白かったけど、少し教科書的で退屈でないこともなかった。★4つ。2011/11/06
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