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内容説明
19世紀のドイツの風景画家、フリードリヒの象徴性豊かな作品を手紙・周囲の証言などを交え、解き明かす。絶好のフリードリヒ案内。
目次
青年時代
「私の状況はよくなった」―独自の様式
ナポレオン時代の愛国主義
自然と芸術
復古のしるしのもとで
晩年の日々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奏市
6
氷海の作者フリードリヒが他にどんな作品を描き、どんな人物だったのか知りたく購入した。ドイツの地方の風景を題材に、現実ありのままでなく、厳しくも本来あるべき理想の世界を描いた。峻厳な山々や森、崖の風景がどれもかっこよく、たまに出てくる人物も背を向けて孤独な感じが魅力的。隣国フランスで起こった革命から時代が大きく転換し、市民の役割が変化していく時代背景とフリードリヒの政治的立場も興味深いものがあった。また、何より敬虔なプロテスタントとして内面から生じる神の声に真摯に向き合い、絵画に反映させたのが印象的だった。2025/04/20
Zen-zen
0
ドイツのロマン主義絵画を代表する画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの人生と作品を知る上で、日本語で手に入る本としては最良の一冊だと思う。って、他にほとんど選択肢がないせいもあるけど。フリードリヒのファン必携。2011/03/25
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