内容説明
超お金持中国兄さんは、超極貧北朝鮮不良弟を更生させることができるのか!?朝鮮語・中国語・英語を駆使した現地取材が、謎の多い中朝の関係をリアルにあぶり出し、激動するふたつの国の関係が見えてくる。
目次
第1章 北朝鮮は中国で何をしているのか
第2章 一三〇〇キロの接点
第3章 貿易と食糧、油
第4章 戦争が築いた関係
第5章 薄くなる個人的関係
第6章 二回の核実験と中国の失敗
第7章 中国は北朝鮮をどうするのか
著者等紹介
五味洋治[ゴミヨウジ]
1958年7月26日長野県茅野市生まれ。1982年早大第一文学部卒。1983年東京新聞(中日新聞東京本社)入社。川崎支局、社会部、政治部(官邸、野党担当)を経て1997年、韓国延世大学語学留学。1999~2002年ソウル支局、2003~2006年中国総局勤務。2008~2009年、フルブライトフェローとして米・ジョージタウン大学在籍。主に北朝鮮問題を取材。現在東京新聞本社外報部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
3
2010年の本。北朝鮮に関しては何年も前からもう持たないと言われてるけど、なかなか目に見える変化がない。中国との関係もだいぶ悪化しているみたいだし、崩壊して難民が大量発生したり暴発してミサイルを本当に打ち込んだりしないかかなり不安。この本自体は冷静な記述でいい本だと思った。かなり関係者に聞きこんだり熱意を持って取材にあたった模様。2017/02/27
AKI
1
クソ面白いんですよねこれ。中国と北朝鮮の関係ってマジで一般的に思われてる「血の同盟」じゃないんで。中国は北朝鮮のことうざいと思ってるし、北朝鮮も中国に依存したら終わると思ってる。でもくっつかないといけないって感じかなー。2019/12/15
T坊主
0
本の内容ではありませんが、尖閣諸島の船長逮捕をきっかけに発生している一連の中国の報復措置。やっと本性を現してきましたね。菅、仙石社会主義政策内閣を試すように。2010/09/24