内容説明
アフリカ、SF、コミュニズム、そして性愛―。旺盛な想像力を駆使した、多彩な作品で知られるノーベル文学賞受賞作家、ドリス・レッシング。半世紀以上におよぶ彼女のほぼ全作品を読み解き、その本質に肉薄する、待望の作家論/作品論。
目次
第1章 ドリス・レッシングという作家
第2章 アフリカ、この神秘の国
第3章 四つの門のある街『暴力の子供たち』
第4章 自由な女たち『金色のノート』
第5章 内面の奥へ
第6章 生命の滴り『アルゴ座のカノープス、古文書』
第7章 入り陽を仰ぐ『ジェイン・ソマーズの日記』
第8章 社会の異端者
第9章 愛に生きる
第10章 氷河を越えて
著者等紹介
大社淑子[オオコソヨシコ]
1931年、福岡県に生まれる。早稲田大学名誉教授。専攻は、近現代の英米文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。