内容説明
間抜けな夫、猫かぶる妻、初心な娘、男装の麗人、非道な山師、猥らな司祭、杓子定規な裁判官、そして幽霊、悪魔まで…凝り固まった掟をからかい、陽気なエロティシズムとユーモア溢れる逸話集。未訳の傑作『慰みものにされた法院長』をはじめ、本邦初訳を多数収録！
著者等紹介
橋本到［ハシモトイタル］
１９５８年、新潟市に生まれる。青山学院大学大学院博士後期課程満了。現在、法政大学教授。専攻、フランス文学
太原孝英［タハラタカヒデ］
１９５６年、東京に生まれる。青山学院大学大学院博士後期課程満期退学。現在、目白大学教授。専攻、十八世紀フランス文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まどの一哉
1
ごく短いユーモラスなエロティック小説ばかりで、話自体は特別なものはなく、浮気に励む夫がまんまと妻に復讐されるようなネタが多いが、面白く読める。 さすがサドなのか、訳文を読んでいるだけだが脳に心地よい緊張感があり、なんといっても文章の格が違う気がする。これはたわいのない艶笑譚だからこそかえって気づくのかもしれない。 2021/08/17
うじ
0
エミリー・ド・トゥールヴィルあるいは兄からの虐待、良かった。2021/09/16
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