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内容説明
それは予知夢か、あるいは悪夢だったのか?現代思想最大の異端児ガタリが遺した、カフカ論およびカフカ映画のシナリオ断片をコンパクトに集成。65の夢に導かれた新たなカフカが、いま、ここから「起働」する。
目次
第1章 カフカの六十五の夢
第2章 カフカ―「過程」と「手法」
第3章 カフカバンド
第4章 カフカ映画のためのプロジェクト
著者等紹介
ガタリ,フェリックス[ガタリ,フェリックス][Guattari,F´elix]
1930年‐92年。現代フランスを代表する思想家であり、精神分析学者。その多岐にわたる著作によって、1970年代以降の現代思想に大きな影響を与え続けている
ナドー,ステファヌ[ナドー,ステファヌ][Nadaud,St´ephane]
1969年生まれ。フランス現代思想研究、小児精神科医
杉村昌昭[スギムラマサアキ]
1945年、静岡県に生まれる。龍谷大学教授。専攻はフランス思想・文学、社会運動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tonex
3
カフカが日記や手紙に書き記した夢を精神分析学の見地から読み解く本、かと思ったら全然違った。第一章はカフカの夢を「機械」「若い娘」「歯」「犬」といったキーワードで分類したもの。第二章と第三章は1984年にパリで開催された「カフカの世紀」展のカタログ及び新聞広告用の小論。第四章はガタリが計画していたカフカ映画のためのメモやシナリオの下書き。▼どれも何だかよくわからないので、パラパラ眺めただけ。2016/01/06
PukaPuka
1
カフカを改めて読みたくなる一冊。2017/07/07
、長谷邦夫
1
僕が「マンガ家夢十夜」を執筆することになって、版元の水声社が献本してくれた冊子です。ガタリなんで難解か?と思ったが…さにあらず。リアルに記録されたカフカの夢の断片が…色々読めて、面白い。2010/03/03
長谷邦夫
1
近刊予定の自箸『マンガ家夢十夜』の執筆中に呼んだ。2009/07/06
いぼいのしし
0
題名に惹かれて読んだ。とても読みにくかった。私に読解力が足りない性かも知れないが、意味がわからなかった。2012/05/19