内容説明
厖大な資料、文献を博捜、渉猟しながら、日蓮正宗大石寺に伝わる「戒壇の大御本尊」の造立をめぐるさまざまな謎の核心へと迫る。史実の検証と明解な論理のうちに、通説は排され、新たな「真実」が浮かびあがる。
目次
第1部 事実(相貌編)(戒壇板本尊の相貌―弘安二年十月の御本尊ではありえない;「日禅授与の御本尊」を追う―驚くべき証言;日禅授与御本尊と戒壇板御本尊―首題が「完全に一致」した!)
第2部 考察(歴史検証編)(史実の考察―史実も戒壇本尊を受け入れない;文献史料の考察―歪められていた「これまでの解釈」)
第3部 真相(造立縁起編)(いつ、誰が、何のために―「本堂安置の正本尊」として)
著者等紹介
金原明彦[キンバラアキヒコ]
1960年、静岡県三島市に生まれる。アジア・アフリカ語学院卒業。現在、会社役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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