〈戦時下〉の女性文学 〈18〉 月から来た男 吉屋信子

〈戦時下〉の女性文学 〈18〉 月から来た男 吉屋信子

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  • サイズ A5判/ページ数 326,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843305546
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C3393

出版社内容情報

昭和12年、日中戦争、開始。昭和16年、太平洋戦争、勃発。急激に変化する国民生活のなか、戦争は女性に何をもたらしたのか? 銃後の女たちの生を解きあかす、戦時下の女性文学の基本文献を集成。

●第18巻 吉屋信子著「月から来た男」(昭和19年・白林書房)            
妻を失い失意のうちに仏印(ベトナム)に渡った健は、幼馴染のおてんば娘陽子に見守られながら、安南人女性との愛を育み、日米開戦を期に再起を誓う。表題作ほか、戯曲「十二月八日の西貢」など。(解説・吉川豊子)