内容説明
民衆に“歴史”を忘却させ、民衆の“記憶”を抑圧、抹殺する美術ではなく、“公共の美術”とは何か?新たな“想起”、新たな“治療”、新たな“覚醒”のための美術を求めて“美術”の“公共性”とは何か?苦闘する美術家の果敢な思考の歩み。
目次
美術・記憶・生
「強者の戦略」か「弱者の戦術」か
いまも残存する中世の夢
美術作家がみた美術館
著者等紹介
白川昌生[シラカワヨシオ]
1948年、北九州市戸畑に生まれる。国立デュッセルドルフ美術大学卒業(マイスター)。美術作家。現在、前橋文化服装専門学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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