内容説明
子供を育てるのは私の行為であり、私の言葉ではない―子供を“叱る”というこの困難な問題をシュタイナー教育の観点から深く考察し、実践的な指針をも与えてくれる稀有な書。
目次
第1部 自己教育と罰(自らの行いや過ちとのかかわり;痛み;罰による意識の深化―ルドルフ・シュタイナーの考え方;死後の浄化のときとは罰なのか?;追想と自己認識 ほか)
第2部 子供の教育における罰(新しい子供像;痛みを避ける―私たちの時代の傾向;幼い子供が経験によって学ぶとき;望ましくないかたちの罰;正しい罰の四つの要素 ほか)
著者等紹介
ガーベルト,エーリッヒ[ガーベルト,エーリッヒ][Gabert,Erich]
1890‐1968年。1924年にシュタイナーに招聘されシュトゥットガルトのシュタイナー学校教師となる。第二次大戦後、シュトゥットガルトの教員養成ゼミナールの再開に尽力し、没するまで同ゼミナールで教鞭をとった
クニーベ,ゲオルク[クニーベ,ゲオルク][Kniebe,Georg]
1940‐1997年。1968年以降、母校のシュタイナー学校の教師として数学、物理、自由宗教を教える。シュタイナー教育教員養成ゼミナールにおいてはカリキュラム検討の中心として尽力した
森章吾[モリショウゴ]
1953年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。7年間の生物科高校教諭の後、1989年、シュトゥットガルト・シュタイナー教育教員養成ゼミナール修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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