内容説明
メラニー・クライン、ジュリア・クリステヴァ等の精神分析理論を手に、詩人の残したテクストの海を渡り、神話を越えて辿りついた、プラス論の新たなる地平。
目次
第1章 母に魔法をかけられて―「誕生日の詩」について
第2章 母の娘―愛憎に揺れて
第3章 月に魅惑されて―母、狂気、そして魔女
第4章 自己と他者―『ベル・ジャー』
第5章 他者に魅惑されて―「分身」の世界
第6章 鏡を通り抜けて―水の領域で
第7章 母と子―聖母マリア、そして母親の主体性について
第8章 父の娘―悲哀と創造
著者等紹介
木村慧子[キムラケイコ]
山口県に生まれる。学習院大学、同大学院を経て、英国ランカスター大学大学院博士課程修了(英米文学の分野でPh.D.の学位を取得)。尚美学園大学総合政策学部教授。専攻、現代アメリカ文学・文化、精神分析学
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