内容説明
市場原理と非市場原理にまたがって生成する“美術”の「すばらしさ」と「いかがわしさ」の両面にわたって考究し、「第三の戦後」をともに生きのびる新たな術=ホスピタリティとしての芸術を手探りする。
目次
1 市場主義と「情動のエコノミー」
2 実践としての芸術
3 「第三の戦後」とアイデンティティ
4 マイノリティの思想と実践
5 資本主義経済と“社会的なるもの”
6 芸術活動は贈与なのか
著者等紹介
白川昌生[シラカワヨシオ]
1948年、北九州市戸畑に生まれる。国立デュッセルドルフ美術大学卒業(マイスター)。美術作家。前橋文化服装専門学校教諭
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