内容説明
表層的には、それぞれが無作為的で、無秩序的な傾向を示しているように見える藤井の建築。しかし、かれが試み続ける建築プロジェクトは、「場の生成」に向けて、つねにすでに「過程」であり続ける、仮設的で「不完全な」建築の提示なのだ。
目次
余白―藤井博巳の「空」
無の場所―藤井博巳について
散逸する重層空間
記述空間
対立する色彩
分布
波動する空間―広場のパサージュ
「不完全」を課題として―ライス大学講演より
表層的には、それぞれが無作為的で、無秩序的な傾向を示しているように見える藤井の建築。しかし、かれが試み続ける建築プロジェクトは、「場の生成」に向けて、つねにすでに「過程」であり続ける、仮設的で「不完全な」建築の提示なのだ。
余白―藤井博巳の「空」
無の場所―藤井博巳について
散逸する重層空間
記述空間
対立する色彩
分布
波動する空間―広場のパサージュ
「不完全」を課題として―ライス大学講演より