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内容説明
二十世紀ユダヤ知識人の悲痛な自画像。反ファシズム運動、戦争、亡命と放浪、不可能となった帰郷、パリ再発見―。東欧のユダヤ人町のラビの家に生まれ、亡命の地パリで没したユダヤ系オーストリア人の小説家・心理学者の自伝三部作。絶え間なき苦難と喪失の生にあって、ただひとつ信じるに至った「よき記憶力という宗教」の力が描き出す、もうひとつのヨーロッパ現代史。
目次
第1巻 神の水汲み人
第2巻 むなしき警告
第3巻 目のうえに器のかけらが置かれるまで