夜のガスパール レンブラント,カロー風の幻想曲―アロイジウス・ベルトラン散文詩集 (第2版)

夜のガスパール レンブラント,カロー風の幻想曲―アロイジウス・ベルトラン散文詩集 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784891762681
  • NDC分類 951
  • Cコード C0098

内容説明

ボードレールが再発見し、マラルメが「ベルトランをご覧、そこには全てがある」と語り、モーリス・ラヴェルがピアノ曲作曲の霊感を得、アンドレ・ブルトンがシュルレアリスムの先駆者と呼んだ、フランス19世紀の、不当に忘れられた小ロマン派詩人が残した唯一の詩集本書である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

10
ボードレールの散文詩集「パリの憂愁」での序文(アルセーヌ・ウーセーへの書簡)から、ベルトランの夜のガスパールについての記憶が甦り、春の古本市にて手にした一冊。モーリス・ラヴェルのピアノ曲にもベルトランの「夜のガスパール(3つの詩)」という楽曲がある。ガスパールとは東方の三賢者の一人(Casper)を意味するが、本書では悪魔(死の象徴)として紹介されている。その散文詩は何処か絵画的、中世悪魔的、幻想的な世界への繋がりとともに、非感動的、寫眞的な一面もあり、特殊な空気感と旋律を持ち合わせた散文詩集でもある。 2016/07/15

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