内容説明
好戦的な天国もあり、爽やかな地獄もあるとすれば、天国とは地獄とは、そして我々の生きるこの現世とは一体何なのか？人間の宗教的感情と共に古いこの問いに答えるべく、アルゼンチンの二人の国際的作家が編んだ、古今東西の信仰篤き（あるいは神をも畏れぬ）文学者・哲学者・宗教家等々の珠玉のアンソロジー。天国に憧れ、地獄を恐れる全ての読書人に贈る奇書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王天上
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天国と地獄の描写された文献のアンソロジー。途中で飽きて、飛ばし読み。2012/10/07
ふゆきち
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『夢の本』や『ボルヘス怪奇譚集』と同じく、断片的なアンソロジーです。テーマは天国と地獄について。スウェーデンボルグからの引用が多いのはいかにもボルヘスらしい。やはりと言いますか、キリスト教に関する内容の比率が高めでした。他の宗教の話ももっとあればより楽しめたのですが。2021/04/09
