内容説明
漢字はゴマン(五万)とある。漢字の本質「四多六難」最多筆画数64。音訓合せて数十もの読みを持つ漢字もある。多くの引伸義・派生義を持ち、正反対の意味を併せ持つ漢字もある。漢語や四字成語のルーツを探る。
目次
1 漢語のルーツを探る
2 新らしきを知る・故事成語
3 中国語学習法
4 漢字論
5 『論語』の「時」の解釈について
6 訓読批判
7 中国の学生と「学日語」
付録1 魯迅の漢字論
付録2 毛沢東思想の光と影
著者等紹介
松尾善弘[マツオヨシヒロ]
1940年生まれ。1959年東京教育大学漢文学科入学。1963年同大学院修士課程入学。1967年同博士課程入学。1975年鹿児島大学教育学部助教授。1981年同教授。1997年山口大学人文学部教授に転任。2003年同定年退職
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