内容説明
逆境を切り開く経営者の勇気と知恵。未曾有の不況に何度も直面し、押し寄せた幾多の艱難辛苦をことごとく克服してきた著者が、自らの血肉となった数々の先賢の英知と企業経営への応用体験を飾らずつづった迫真の書。
目次
第1章 危地に臨むトップの心構え
第2章 志気を奮い立たす
第3章 部下に希望の火を灯せ
第4章 賞罰と志気
第5章 全社統率の決め手
第6章 危地突破は準備にあり
第7章 トップの自己形成
第8章 他山の石
著者等紹介
井原隆一[イハラリュウイチ]
十四歳で埼玉銀行(現りそな銀行)に入行。並外れた向学心から独学で法律・経済・経営・宗教・哲学・歴史を修め、最年少で課長抜擢。その先見性が広く注目され、筆頭専務にまで上りつめた。六十歳のとき、大赤字と労働争議で危地に陥った会社の助っ人となり、短期間に大幅黒字・無借金の優良会社に蘇えらせる。その後も数々の企業再建に尽力。1910年、埼玉県生まれ。著書多数。2009年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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