出版社内容情報
マインドフルネスは「気づき」であり,「気づき」は,今この瞬間に自分で評価をくださずに,意志を持って注意を払うことで深まっていきます。
本書は,あなたがあたかもマインドフルネスというテーマについて一度も聞いたことがなく,それについて何も知らず,なぜマインドフルネスを人生に組み込んでいくことが良いことなのかということも知らないという想定で作られています。
マインドフルネスの中心となる「気づき」について見ていき,どうやってそれを日常生活の中で深めていくことができるかということを学び,またストレスや疼痛,病気への対処など,マインドフルネスのいろいろな健康への効果について簡単に触れていきます。そしてマインドフルネス・ストレス低減法を通じて,医学的な問題にどうマインドフルネスの実践を役立てていくかということにも触れていきます。
本書の各章は,読者に考えてもらい実践してもらうことを促すために短く簡潔に述べられるようデザインされていますが,付属のガイドつき瞑想の練習用CDに従ってプログラムを進めることによってマインドフルネスをさらに深めることができるでしょう。
ジョン・カバットジン[ジョンカバットジン]
ジョン・カバットジン博士はマサチューセッツ大学医学部の名誉教授であり、薬学・医療・社会におけるマインドフルネス・センター、そしてマインドフルネス・ストレス低減クリニックの創設者である。多くのベストセラーの著者でもあり、著作物は30以上の言語に翻訳をされている。
貝谷 久宣[カイヤ ヒサノブ]
鈴木 孝信[スズキ タカノブ]
内容説明
自分の人生を愛し、人生を変えるためのプログラム。「食べるマインドフルネス」「呼吸のマインドフルネス」「1つのまとまりとしての身体のマインドフルネス」「音・考え・感情のマインドフルネス」「純粋な気づきとしてのマインドフルネス」5つのガイドつき瞑想で学ぶマインドフルネスの実践。
目次
1 入門(初心;呼吸 ほか)
2 持続(マインドフルネス・ストレス低減法;世界的な動き ほか)
3 深まり(行くべき場所、するべきことはない;ある(在る)ことから生まれる、すること ほか)
4 実り(マインドフルネス実践における基本的な態度)
5 実践(正式なトレーニングを始める;食べるマインドフルネス ほか)
著者等紹介
カバットジン,ジョン[カバットジン,ジョン] [Kabat‐Zinn,Jon]
マサチューセッツ大学医学部の名誉教授であり、薬学・医療・社会におけるマインドフルネス・センター、そしてマインドフルネス・ストレス低減クリニックの創設者である。分子生物学の博士号を修得。キャリアを通じて数多く受賞されており、最も近年のものでは、認知行動療法学会からDistinguished Friends Award(2005年)、Bravewell慈善共同機関からのIntegrative Medicine AwardのInaugural Pioneer(2007年)、そしてトリノ大学の認知科学センターからMind and Body Prize(2008年)等がある
貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
1943年、名古屋生まれ。名古屋市立大学医学卒業。マックス・プランク精神医学研究所ミュンヘン留学。岐阜大学医学部神経精神医学教室助教授。自衛隊中央病院神経科部長。現医療法人和楽会理事長。NPO法人不安・抑うつ臨床研究会代表。NPO法人東京認知行動療法アカデミー事務局長。京都府立医科大学客員教授。第3回日本認知療法学会会長。第1回日本不安障害学会会長
鈴木孝信[スズキタカノブ]
1979年東京生まれ。2002年ケンタッキー州立大学文理学部を卒業。心理学を専攻、哲学を副専攻として学ぶ。2006年マサチューセッツ大学大学院教育学部カウンセリング学科で修士課程を修了する(理学修士)。現在、東京多摩ネット心理相談室の代表を務める。また医療法人和楽会赤坂クリニックにて非常勤心理士として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
Kikuyo
山のトンネル
まあやん
ケルトリ