出版社内容情報
社長に最も重要な「事業の成否を決定づける根本の考え方と手の打ち方」を明快に示唆。
その温かくも厳しい教えは、魂を激しくゆさぶる、まさに、社長待望の「経営のバイブル」。
社長だけを対象に35年間、5000社以上を指導した当代随一の経営コンサルタントの600を超える経営至言の中から、104項目を厳選し、簡潔かつ明快な解説を併せて収録。
すべての至言に明快な解説を併記。軽くて便利な小型新書サイズ。忙しい社長がわずかな時間に「一倉社長学」の骨子を学べます。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
luther0801
7
凄い本でびっくりした。社長室の書棚にあったので、社長に貸していただいたのですが、書棚に有ったのはケースだけ。本は社長の机の抽斗から出てきた。社長は多分この本をいつも読んでるだな。自社の社長ながら、本当にすごいと思った。2013/08/30
和之介
5
背筋がピシッと伸びる思いである。如何なるときも企業のトップとして、しっかりとした考えと責任を持たねばならない。何があっても部下のせいにはしない。企業のトップである社長であろうが叱りつける物言いは真剣に会社の行く末を考え言っている。そして、社長が会社を守らなければ従業員を誰が守るのだとも言っているようだ。従業員の定年後まで考えてこそ本当の社長なのだ。たしかに全てが当たり前のことのようであるが、その大事なことを忘れがちなんだろう目の覚める内容である。2023/11/20
mizzan72
4
経営コンサルタント一倉定さんが、社長に向けて挙げた格言集。古いが有名な本らしい。「経営戦略とは、戦わずして勝つための事業構造の変革であり、それによって自然に高収益を生む体制を実現することである」「特定の部分に資源と努力を集中し、その中でお客さまの多様な要求を満たす」「技術は専門化し、市場は多角化する」「小さな市場で大きな占有率」シンプルであるが、当たり前のことだと笑い飛ばせないような迫力が、言葉の端々からにじみ出ている。2015/08/17
寺田一成 (税理士法人) 神戸 滋賀
3
時にふれ、読み返そうと思います。2011/09/01
Yusuke
2
日本の中小企業に根付いた経営指南書の抜粋版。エッセンスだけなので、著者の真意を本当に理解するためには本来の「一倉定の社長学」全巻を読む必要がある。 以下、印象に残った言葉。 会社はどんなこちがあっても絶対につぶしてはならない。それが社会的責任である。社会的責任とは、一つは、「社会に富を貢献する」ということであり、もう一つは、「社員の生活を保障する」ということである。 ベンチャー気質の社長による「だめになっても0になるだけ」という発言は、上記文後半の「社員の生活」を考えていない言葉といえる。2022/05/07