出版社内容情報
所得から消費、生産から需要に着目した税制へ。国際課税の実効性は、包括的所得概念より消費型所得概念で捉えた税制のほうが良いのではないか。租税法の真理を探求する1冊。
内容説明
利子は幻か?所得・生産に着目した税制から消費・需要に着目した税制へ、課税庁側武器の研ぎ直しを探る。
目次
第1章 所得課税vs.消費課税
第2章 組合と法人
第3章 法人所得税がなかったら
第4章 会社・株主の二重課税の調整:統合
第5章 法人所得税と付加価値税の違い
第6章 付加価値税の国家間課税権配分
第7章 所得課税と国家間資源配分
第8章 源泉課税管轄の制限1:投資所得の税率制限
第9章 源泉課税管轄の制限2:PEなければ事業利得課税なし
第10章 独立企業間原則(ALS:arm’s length standard)
第11章 所得源泉は概ね生産地にある
第12章 生産への貢献の有無・程度
第13章 利子控除制限
第14章 タックス・ヘイヴン
第15章 BEPS対策
著者等紹介
浅妻章如[アサツマアキユキ]
1974年神奈川県生まれ。横浜翠嵐高校卒、東京大学法学部卒、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。立教大学法学部講師、助教授、准教授を、現在教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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