内容説明
本書は、XMLの基礎とプログラミングの基本事項をすばやく習得できるよう書かれた解説書。実際のXMLアプリケーションを構築する過程を交えて解説している。また、SQL ServerやBizTalk Serverなどのマイクロソフト製品とXMLがどのように連携して動作するのかについてもわかりやすく説明している。XMLの基本的な知識やメリットから、データベース、Web、モバイルアプリケーションなどへの実際の応用例などまで、幅広く解説。
目次
第1部 XMLの概要(XMLのアーキテクチャの概要;XMLの基本 ほか)
第2部 アプリケーション開発(データベースとの統合;Web開発 ほか)
第3部 相互運用性(プラットフォーム開発;レガシーシステムの統合 ほか)
第4部 XMLとMicrosoft.NET(SOAPの詳細;BizTalk Serverについて ほか)
第5部 付録(関連する標準規格;XMLソフトウェア)
著者等紹介
ワイク,R.アラン[ワイク,R.アラン][Wyke,R.Allen]
米国ノースカロライナ州ダラム在住。「環境/健康/安全(Environment,Health,and Safety:EHS)」のソリューション企業であるBlue292社のテクノロジ担当副社長。技術チームの責任者として経営陣と協力し、同社の製品やサービスに適切なビジョンを示す。さらに、XML、HTML、JavaScriptなどのインターネットテクノロジを駆使して、オンラインEHSソフトウェアや各種サービスの設計と開発に当たっている。8歳のときに初めてコンピュータプログラムを作成して以来、C++、Java、PerlからVisual BasicやJavaScriptに至るまで、多くの言語でのプログラミング経験を持つ。また、SQL、HTML/XTHML/XTHML、DHTML、XMLなどの使用経験もある
ルーペン,ブラッド[ルーペン,ブラッド][Leupen,Brad]
米国ノースカロライナ州ローリー在住。教育用ソフトウェア企業であるEntrinsik Inc.社の最高技術責任者(Chief Technology Officer)で、XMLやXSLTなどの最先端テクノロジを利用したWebベースの製品を開発。同社の製品は、完全なXMLベースの製品であり、ユーザーインターフェイスも、ミドルウェアコインポーネントも、データ記憶域もXML技術を採用する。同社のテクノロジ戦略の責任者であり、製品責任者、実装スペシャリストでもある。子供のころからアプリケーションのプログラミングを始める。ハイスクール時代には、毎年夏休みにプロのプログラマとして働き、ハーバード大学でも、コンピュータサイエンスの文学士号を取得して優等で卒業。ハーバード時代には、プログラミングとオペレーティングシステムに関する学部の講座で助手を務めた経験を持つ。卒業後はEntrinsik社に就職し、研究開発に従事。実用的な知識の範囲は、XML/XSLT、HTML/XHTML、DHTML、Java、J2EE、C++、Visual Basic、データベーステクノロジなど、広範囲に及ぶ
ルーマン,サルタン[ルーマン,サルタン][Rehman,Sultan]
香港在住。Engage Asia/Australia社の最高ソフトウェア設計者(Chief Software Architect)として、次世代の宣伝サービスや最適化のソリューションの設計/実装を担当。ミッションクリティカルな分散システムのオブジェクト指向設計が専門であり、現在は、DTD付きのXML文書、XLSTテンプレート、XML‐RPCメソッドによってレガシーデータベーススキーマを公開する、高性能で拡張可能なXMLサーバーの開発を手がけるほか、バックストアから設定文書に至るまで、あらゆるレベルでXMLを使用する設定管理システムの作業も行う。なお、このプロジェクトについては、オープンソース化を検討し、OpenNMSとの協議を進めている
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