出版社内容情報
Crystal ReportsはExcelの表やデータベースからデータを抽出して帳票を作成するレポート・ツールです。VBプログラムなどでCrystal Reportsのレポート・コンポーネントを利用することもできます。Crystal ReportsはVisual StudioやSQL Serverなどの製品パッケージにも付属しており、実際に利用したことのあるユーザーも多いと思います。日本シーゲートソフトウェアは最新版のCrystal Reports 8を4月に出荷しました。Crystal Reports 8はExcel 2000、Access 2000のアドイン機能をサポートしており、Office 2000ユーザーにも利用しやすいように改良されています。本書は、このCrystal Reports 8の機能と利用法を解説した入門書です。レポート作成ツールを利用したことのないユーザーでもCrystal Reportsを使って簡単にオリジナル帳票が作成できるようになります。また、Visual StudioやSQL Serverのユーザーの方にはVBプログラミングにCrystal Reportsを利用する際のマニュアル代わりとしても利用できます。
［目次詳細］
第1章 はじめに
1-1●レポート・ソフトとは
1-2●Crystal Reportsの役割
第2章 Crystal Reportsの基本操作
2-1●レポートの作成方法
レポート・エキスパートを使う
レポート・テンプレートを利用する
作成したレポート・ページの活用法
積算合計
クロス集計
パラメータ・フィールドを使った検索可能なレポートの作成
2-2●チャート図を作成する
ウィザードを利用したチャート図の作成
チャート図上でデータ分析を実行する
ドリルダウン
2-3●Microsoft Officeとの統合
Excelのアドインとして利用する
Accessのアドインとして利用する
第3章 データベースのフロントエンドとして利用する
3-1●データベースに接続する
データソースの選択
3-2●レポートにまとめる表や項目を選択する
データ・エクスプローラ
フィールド・エクスプローラ
3-3●検索条件の設定
式エディタの利用方法
パラメータ・フィールドから検索条件を取得
3-4●データの集計・グループ化・ソート
集計データのドリルダウン
3-5●Crystal SQL Designerを使ったレポートの作成
3-6●OLAPレポートの作成方法
第4章 Webコンポーネントを利用してコンテンツを作成
4-1●Webコンポーネント・サーバーの機能と設定
4-2●レポート・ビューアを使う
Webフォルダに保存したレポートの表示
4-3●Webレポート機能を利用する
第5章 Crystal Reportsを使ったVBプログラム
5-1●Report Disigner Compornent（RDC）を利用する
VBプログラム内でCrystal Reportsのレポート画面を利用する手順を示す。
RDCをプロジェクトに追加する
データソースに接続
ウィザードを使ってレポートを作成
レポート表示用のReport Viewerオブジェクトを追加
5-2●RDCでアクセスできるデータソース
5-3●Crystal Active Driverの利用方法
実際のプログラム例を示して使用方法を解説する。
レコードセットの宣言
クエリーの実行
データを取り出す
内容説明
本書は、Ｃｒｙｓｔａｌ Ｒｅｐｏｒｔｓによる基本的なレポート作成手順から、高機能なレポートの作成、Ｗｅｂレポーティング機能の利用、Ｖｉｓｕａｌ ＢａｓｉｃおよびＡＳＰアプリケーションへの統合方法まで、Ｃｒｙｓｔａｌ Ｒｅｐｏｒｔｓの幅広い機能を実践をベースに解説。
目次
第１章 はじめに（レポート・ツールとは）
第２章 Ｃｒｙｓｔａｌ Ｒｅｐｏｒｔｓの基本操作（レポートの作成方法；作成したレポート・ページの活用法；チャートを作成する ほか）
第３章 データベースのフロントエンドとして利用する（データベースとフィールドの選択；データのグループ化・集計・ソート；検索条件の設定 ほか）
第４章 Ｗｅｂコンポーネントを利用したコンテンツの公開（Ｗｅｂ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔ Ｓｅｒｖｅｒの設定；レポート・ビューアの設定）
第５章 Ｃｒｙｓｔａｌ Ｒｅｐｏｒｔｓを使ったＶＢプログラミング（Ｒｅｐｏｒｔ Ｄｅｓｉｇｎｅｒ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔを使用する；Ａｃｔｉｖｅ Ｄａｔａデータソースを利用する；Ｃｒｙｓｔａｌ ＡｃｔｉｖｅＸコントロールを利用する ほか）
