内容説明
沖縄には、古くより身体活動、あるいは、伝統的武術としての古武術、村棒、それに沖縄すもう等々がある。それらは、伝統的スポーツとして各村落で、保有継承されてきた。本書では、それらが、どのような形態をもっているかを知る為に空手古武道は大会を通してデータをとり、村棒においては、フィールドワークを通して調査。生涯教育としての武道ととらえ、『生涯学習』に着目し、沖縄県における伝統的なスポーツの振興と推進の方向を考えた。
目次
第1章 生涯学習への位置づけ
第2章 空手人口の実態
第3章 生涯スポーツとしての沖縄空手
第4章 空手修行の目的
第5章 空手の型について
第6章 空手の心技体
第7章 世界十二か国視察から見た今後の沖縄空手
第8章 東洋と西洋の武術からみえるもの
第9章 村棒の国 琉球
第10章 琉球の古武術