内容説明
大学受験の突破(読解力の養成)だけではなく、最終的には英語を書き、英語を話せるという実用的な英語力を身につけてもらう。それが本書の目標です。文法用語を極力排し、「配置のことば」である英語の原則や知識の項目を、英語を理解するために最適な順に収録。英語はこんなに「カンタン」なのです。英語を話すために必要な「ネイティブの意識」を、豊富なイラストとコラムで詳細に解説。彼らと同じように英語を話し、読み、聴きとるための知識が満載です。英語を必要とするすべての日本人のために作られた全く新しい英文法体系。大学受験はもちろん、社会で実際に英語を使うためにおおいに役立ちます。
目次
英文法の歩き方
1 英語文の骨格
2 修飾
3 自由な要素
4 配置転換
5 時表現
6 文の流れ
巻末付録
著者等紹介
大西泰斗[オオニシヒロト]
筑波大学大学院文芸言語研究科博士課程修了。英語学専攻。オックスフォード大学言語研究所客員研究員を経て、東洋学園大学教授。NHK語学番組の人気講師
マクベイ,ポール[マクベイ,ポール][McVay,Paul Chris]
オックスフォード大学MA(修士号)を取得後、英国、オーストラリア、スペインで語学教育に携わる。現在麗澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
105
ネイティブスピーカーの意識にフォーカスした新しい英文法。ポイントは語順・配列の把握と単語に潜むイメージの理解。和訳を目的としないため、日本語とは一対一で整合しないケースがあるが、従来、頭を悩ませてきた「例外」が圧倒的に少なくなる。英文法の座右の書として何度も読み返したい。2022/08/01
ムッネニーク
87
128冊目『すべての日本人に贈るー「話すため」の英文法 一億人の英文法」(大西泰斗/ポール・マクベイ 著、2011年9月、ナガセ) 「話せる英語を最速で達成するための文法書」を標榜する一冊。「英語は配置のことば」であるという主張に基づき、ネイティブ話者の心の動きという観点から英文法を解説する。 平易な言葉で書かれているので読みやすいのだが、フランクすぎる文章が時々癪に触る。 解説用のイラストはよく意味がわからない。このせいで逆に難解になっている。 〈英語文にはわずか4種類の設計図しかありません〉2023/11/15
Willie the Wildcat
77
某著名進学塾の講師の方と会話する機会があり、薦められた本著。”イメージ”をベースにNativeの思考を解説し、読み手の”感覚”に落とし込む立て付け。”強弱”をつけた現実解も腹落ち。気になっていた点のみ目を通したが、読み物としても堪能。『助動詞・意味の関連』図が象徴的で可愛い?!「おー、そうそうこの感覚!」と最も感じたのが、「前置詞」と「動詞」。早速長男用にもう1冊購入・贈呈。但し、次男の日本の学校の教科書とは、”毛色”が異なるので、受験に適しているかどうかは別問題かもしれません。2022/01/08
takaC
66
図書館にリクエストしてるCDブックと合わせて読もうかと思っていたのだけど待ちきれずに先に読み始めた。しかし英文法の解説は分かり易いが読み物としては読み難いので全部読むのに一ヶ月もかかってしまった。2015/02/08
ミッチ
40
今まで数多のこのての本を手にしましたが、これは目にウロコの素晴らしい本でした。お薦めです。2020/04/15
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