出版社内容情報
十一番目の志士/風の武士
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
9
【図書館】【速読】:面白い物語であった。未だに実在の人物であると思わせられるぐらいの主人公。幕末維新・江戸期の架空の人物であるそうな。長州人の天堂晋助と江戸の柘植信吾。引き込まれた。2024/02/26
てらさか
2
学生時代に読んだ記憶があって、とあるシーンが見たくなって久しぶりに読書。記憶の中以上に晋助が女関係でふしだらだった。いちいち「きゃっ」って笑う高杉晋作が新鮮。2024/04/30
ケン
2
架空の人物が主人公となった物語。やはり実在の人物の物語の方が楽しい。それなりに引き込まれる筆力には完敗である。2021/02/15
水無月十六(ニール・フィレル)
1
十一番目の志士を読みたいがために読書。他の巻も随時手を出していきたい。十一番目の志士と風の武士が収録されていて、前者は陰の剣客、後者は陽の剣客の物語に見えた。自らの死をなんとも思わないような架空の男天堂晋助と、伊賀者の流れをくみ、一種夢物語のような事件に巻き込まれていく柘植信吾。どちらも幕末、江戸期が舞台で新撰組なども出てきて面白い。天堂晋助に至っては全く架空の人物なのだが、実在の人物や事件の軸の中で語られるため、実在していると錯覚してしまいそうになる。司馬遼太郎の妙技恐るべしと書くべきか(影響受けてる)2016/04/30
ジャズクラ本
0
◎2017/06/30