出版社内容情報
現代の戦争は、あなたの「スマホの中」で起きている──。
SNSでの情報拡散、世論の分断、経済的威圧。これらは決して偶然起きた社会現象ではない。米国、ロシア、中国が国家戦略として仕掛ける「認知戦(見えない戦争)」だ。
一方の日本は、戦後「謀略」という言葉をタブー視し、相手の罠に無防備なまま丸腰で立ち尽くしている。
なぜ日本は操られるのか? 迫り来る危機を防ぐにはどうすればいいのか?
元・防衛省情報分析官が、封印された「陸軍中野学校」の教範から超大国のインテリジェンス戦略までを徹底解剖。国家とあなた自身を守るための「最強の防具」となる一冊!
【本書の読みどころ(一部)】
・衝撃の架空シナリオ: 2035年、沖縄が「静かなる独立」を果たす朝
・封印された歴史: 「謀略は誠なり」──陸軍中野学校が遺した秘密戦の体系
・米国の対日謀略: 冷戦期から続く「対米従属」はいかにして制度化されたか
・ロシアの対日謀略: 「友好」「領土」「資源」を連動させた政治工作
・中国の対日謀略: 沖縄への接近、レアアース禁輸……外側から誘導する「浸透戦」
・現代のグレーゾーン戦争: SNS、フェイクニュース、サイバー空間での世論操作の実態
言葉が現実を見る力を奪うなら、それは手枷・足枷でしかない。
「謀略」という言葉から目を背ける時代は終わった。
激動の地政学リスクを生き抜くため、すべての日本人が読むべき「防衛論」の決定版!
【目次】
プロローグ──沖縄・静かなる独立の朝(2035年・架空シナリオ)1
序章 謀略を知らぬ国──現代日本の脆弱性 16
第1章 宣伝と謀略の概念──感情を支配する戦い 22
旧日本軍が重視した「宣伝と謀略」の融合/謀略とは何か──「知で制する」戦いの技法/日本で「謀略」が概念として成熟するまで/戦後日本から消えた「宣伝」と「謀略」
第2章 陸軍中野学校と秘密戦の体系 32
秘密戦という構想の誕生/陸軍中野学校の創設/「替わらざる武官」──中野学校の教育方針/「謀略は誠なり」──中野学校での教育の実態/秘密戦の定義と五つの特性/秘密戦の運用と遺産
第3章 日本陸軍の宣伝・謀略の実態 44
(1)秘密工作の体系──米国と日本 44
(2)諜報──秘密戦を支える基本機能 48
(3)宣伝──「誠によって人を動かす」49
宣伝の定義と本質/宣伝の基本的特性/宣伝の区分
(4)謀略──秘密戦の攻勢機能 63
謀略の定義と本質/謀略の基本的特性/謀略の区分
(5)宣伝と謀略の運用 71
諜報は土台、宣伝は舞台、謀略は仕掛け/統一理念・統一方針・組織一元化/公開と隠密の二重構造の有機的発揚/対象研究と心理操作(文化・言語・宗教)/短期・中長期・長期の三層時間軸/強制と信服の二重作用/反復による継続性の保持/対宣伝・謀略の運用
(6)謀略の態様(領域別)80
第4章 日本謀略史──智謀の戦い 88
古代における謀略の萌芽──天皇権威と宗教対立/南北朝・楠木正成──忠義と智謀/戦国時代──謀略の常態化と武田信玄/豊臣秀吉──謀略の戦略化/徳川幕府──謀略の制度化/幕末維新──尊王攘夷の大義と倒幕謀略/明治維新後──近代国家と謀略の制度化/謀略は誠なりの底流──楠木正成の謀略
第5章 変化する作戦謀略──グレーゾーン戦争の実相 103
(1)秘匿と欺瞞──第一次大戦から第二次大戦の作戦謀略 104
柳条湖事件──自作自演の開戦工作/真珠湾攻撃──太平洋戦争開戦にみる謀略/英国の謀略──欺瞞と二重スパイ網
(2)冷戦期の作戦謀略──共産主義勢力の浸透と世論操作 110
朝鮮戦争──逆効果となった北朝鮮の謀略/ベトナム戦争──「根と鎖」による浸透工作
(3)ポスト冷戦期──「情報戦国家・米国」の登場 113
湾岸戦争──〝CNN効果〟と作られた大義のイメージ/コソボ戦争──サイバー空間の世論戦/アフガン戦争──〝敵の擬人化〟と情報の過少供給/イラク戦争──従軍取材と“大量破壊兵器”の虚構
(4)現代の作戦謀略──ハイブリッド戦が示した作戦謀略の終焉 117
ロシアのサ
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