内容説明
ある日、ふたりの中学生が古びた日記と出会い、地図にない“裏街道”を歩き始める。その小さな冒険は、やがてSNSやフェイクニュースといった現代の情報をめぐる大きな謎へとつながっていく。物語を通して描かれるのは、正解のない問いに向き合い、自分の頭で考え、判断する力―それが「インテリジェンス」。スパイの特殊能力ではなく、誰もが身につけられる生きる力である。読むだけでなく“感じて”育てる、まったく新しい知の冒険が始まる!
目次
第1話 ミナという名の“相棒”―冒険は、一つの問いから始まる
第2話 富士の麓に眠る“影”の財宝―ネットにあふれる情報、その“本物”を選び取れ!
第3話 父の条件―出発許可と情報収集の目的
第4話 情報戦のはじまり―敵・我・環境を見きわめろ
第5話 作戦開始―情報サイクルと“最初の判断”
第6話 現地調査へ―見える“手がかり”にどう向き合うか?
第7話 古地図に眠る罠―その情報、いまも使える?
第8話 本物の手がかり―一次情報がつながるとき“意味”が生まれる
第9話 空白の地図と封じられた記憶―語られないことに、意味がある
第10話 森を読み解く“三つの目”―情報の「見え方」は、視点で変わる
第11話 キノコの真贋―信頼できる情報の見分け方
第12話 SNS拡散に要注意!―発信は“責任”をともなう行動
第13話 自分の情報をどう守る?―“無意識の情報”が狙われる時代
第14話 思い込みは、こうして“物語”になる―バイアスが、事実をすり替える
第15話 思い込みの罠から抜け出す―仮説は“問いに対する仮の答え”
第16話 見失っていた“問いの原点”―仮説は目的に奉仕しているか?
第17話 霧の中で踏み出す決断―情報の価値は“いま動ける判断”を支えること
第18話 問いを持ち続ける限り、冒険は終わらない―インテリジェンスとは“知ろうとする意志”の旅
まとめ
著者等紹介
うえだあつもり[ウエダアツモリ] 
上田篤盛。株式会社ラック(サイバー・グリッド・ジャパン、ナショナルセキュリティ研究所)客員研究員。1984年防衛大学校卒。87年陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職種に従事。防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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