内容説明
米軍の最高学府である国防大学が長年教えてきた戦略立案のプロセスをマニュアル化した『国家安全保障戦略入門(NSSプライマー)』の全訳!軍人、国家安全保障会議で勤務した職員らが英知を結集してまとめた本書は、戦略理論の解説ではなく、いかに戦略を編み出すかに焦点を当てた実務書である。その戦略立案の本流をなすのは「戦略ロジック」と「DIME」を組み合わせた新しい戦略アプローチである。国家が生存し、戦いに勝利するためのバイブルであり、ビジネスにおける経営戦略や方針策定においても極めて有効なツールである。
目次
第1部 導入編 なぜ国家安全保障戦略は必要か(磯部晃一)
第2部 翻訳編 国家安全保障戦略入門(概要;戦略状況を分析する;所望の目的の定義;手段の選択;方法の設定;コスト、リスクおよび結果の評価;結論)
第3部 適用編 NSSプライマーで読み解くプーチンとゼレンスキーの戦略(磯部晃一)
著者等紹介
磯部晃一[イソベコウイチ]
元陸将、戦略家。徳島県出身、1980年防衛大学校(国際関係論専攻)卒、陸上自衛隊に入隊。第9飛行隊長、中央即応集団副司令官、統幕防衛計画部長、第7師団長、統合幕僚副長、東部方面総監を歴任。米海兵隊大学で軍事学修士(1996年)、米国防大学で国家資源戦略修士(2003年)を取得。ハーバード大学およびアジアパシフィック・イニシアティブの上席研究員を歴任。現在、国際安全保障学会理事等に就任。防衛省統合幕僚学校および教育訓練研究本部の招へい講師として戦略などを講義(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バルジ
K.