現代語で読む林子平の海國兵談

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890634262
  • NDC分類 399.1
  • Cコード C0031

内容説明

「日本橋から唐、オランダまで境なしの水路なり」―江戸時代中期、ロシア船の来航に危機感を抱いた兵学者・林子平は、外敵から日本を守る戦略・戦術・戦法の入門書『海國兵談』、を著し、大砲と軍艦の配備を訴えた。それから六〇余年、ペリー率いる黒船艦隊の再来航を前に「大砲を数多く製造し、これらを陸地に設置する」という林子平の発想が品川台場として実現。さらに外国船に打ち勝つ方策を学んだ攘夷の志士たちは「黒船恐れるに足らず」との自信を持ち、それが維新の原動力となっていく。太平の世に警鐘を鳴らした先覚者・林子平の『海國兵談』全文を現代語訳!

目次

水戦(海上における戦闘)
陸戦(陸上における戦闘)
軍法及び物見(軍の刑法・規則と偵察・斥候)
戦略(作戦戦略・戦術・戦法)
夜戦(夜間における戦闘)
撰士及び一騎前(士卒の選抜と個人装備品・各個の戦闘)
人数組附人数扱(部隊の編制・編成、部隊を動かす手段・方法について付記)
押前、陣取、備立及び宿陣、野陣(行進、集結、戦闘展開と宿営、野営)
器械及び小荷駄附糧米(兵器・戦闘用資器材と兵站、糧食米について付記)
地形及び城制(地形の概要と城郭・築城)〔ほか〕

著者等紹介

家村和幸[イエムラカズユキ]
兵法研究家、元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和36年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和55年、二等陸士で入隊、第10普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和57年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第72戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第6偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成22年10月退官、予備自衛官(予備二等陸佐)となる。現在、日本兵法研究会会長として、兵法及び武士道精神を研究しつつ、軍事や国防について広く国民に理解・普及させる活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ohe Hiroyuki

2
海國兵談は18世紀末に執筆された。海國とはすなわち我が国のことである。「兵談」とは、兵を用いる道理のことであるとのことで、海戦だけでなく陸戦はもちろん、軍令、軍政双方触れられており、内容はなかなかに細かく実務的である(戦い方、武具のそろえ方、馬の育て方などもある)▼林子平が当世が奢侈に流れ、貧弱であると述べ、足利尊氏を上将と評価し、楠木正成を中将、新田義貞を下将と表することに林子平の考えが現れている。▼現代語訳だと雰囲気がつかみやすく手に取りやすい今、林子平の危機感に触れるのは有意義であるといえる。2023/01/01

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