内容説明
MP38とMP40サブマシンガンは、第2次世界大戦で使われた小火器の中で最も知名度が高い武器の代表といえる。折りたたみ式ストックを備えた携帯性のよさから多くの落下傘兵や戦車兵に支給され、たちまちドイツ軍歩兵分隊長と小隊長の定番武器となり、大戦中に100万挺以上生産され、その後も派生型が広範に使用された。鮮明なクローズアップ写真やフルカラーイラスト、大戦当時の多数の貴重な写真とともに、MP38とMP40の起源、戦歴、そして今も続く影響を説き明かす!
目次
第1章 新たなタイプのサブマシンガン
第2章 MP38の開発とMP40への発展
第3章 MP38とMP40の弾薬
第4章 MP38とMP40の付属品
第5章 MP40の取り扱い方法
第6章 戦場のサブマシンガン
第7章 MP40が与えたインパクト
第8章 不朽の傑作サブマシンガン
著者等紹介
デ・ケサダ,アルハンドロ[デケサダ,アルハンドロ] [de Quesada,Alejandro]
アメリカ・フロリダ州を拠点に活躍する戦史研究家で、軍用品、軍関連の写真および資料の収集家でもある。カスタム・ライフルなどを製造する銃器会社の経営者でもあり、博物館や映画会社向けの歴史資料提供や時代考証なども行なっている。各種の媒体へ多数の寄稿のほか、オスプレイ社のシリーズをはじめ、25冊以上の著作がある。中南米およびメキシコに関連する事項の第一人者でもある
床井雅美[トコイマサミ]
東京生まれ。デュッセルドルフ(ドイツ)と東京に事務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。とくに小型火器の研究には定評があり、世界的権威として知られる
加藤喬[カトウタカシ]
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。アラスカ州立大学フェアバンクス校ほかで学ぶ。88年空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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