内容説明
「伴ちゃん」のニックネームで、多くの人々に愛され、親しまれた元自民党副総裁・大野伴睦―。「サルは木から落ちてもサルだが、代議士が落ちればただの人」という名文句を残したことでも知られる。「義理と人情とやせがまん」をモットーに、鳩山一郎、吉田茂に忠義を尽し、三木武吉とタッグを組んで保守合同を実現させ、岸信介、池田勇人の後見人として初期自民党を育て上げた。戦後政治史に異彩を放つ大衆政治家の生涯を描いた初の本格的評伝!
目次
第1章 政治への目覚め
第2章 東京市政から国政へ
第3章 紆余曲折の日々
第4章 保守合同に向けて
第5章 政権与党の中枢に
第6章 自民党の長老として
著者等紹介
丹羽文生[ニワフミオ]
1979(昭和54)年、石川県生まれ。東海大学大学院政治学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(安全保障)。拓殖大学海外事情研究所助教、准教授を経て、2020(令和2)年から教授。海外事情研究所附属台湾研究センター長、大学院地方政治行政研究科教授。この間、東北福祉大学、青山学院大学、高崎経済大学等で非常勤講師。岐阜女子大学特別客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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