内容説明
F‐15Jイーグルは、1980年代初頭から航空自衛隊に導入され、主力戦闘機として40年近く日本の空を守ってきた。その基本設計の優秀さと電子機器や搭載装備の近代化により、いまもトップクラスの実力を有している。今後F‐35が増強されて主力の座につくまでF‐15の時代はまだまだ続く。新田原基地の飛行教育隊をはじめ第305飛行隊、小松基地のウェポンスクール、アグレッサー部隊まで、現役の「イーグルドライバー」を現地取材。さらに“鷲神”と呼ばれる空中戦の達人らの証言も収録。空自F‐15の軌跡と、ステルス時代の空戦の実相に迫る!
目次
第1章 空飛ぶ教室―飛行教育航空隊第23飛行隊(新田原基地)
第2章 航空自衛隊とF‐15イーグル
第3章 伝説のイーグルドライバー
第4章 空中戦の極意―真剣勝負を制する
第5章 防空の最前線―第305飛行隊(第5航空団・新田原基地)
第6章 ウェポンスクール―第306飛行隊(第6航空団・小松基地)
第7章 アグレッサー飛行隊―航空戦術教導団(小松基地)
おわりに―明日のパイロットたちへ
著者等紹介
小峯隆生[コミネタカオ]
1959年神戸市生まれ。2001年9月から週刊「プレイボーイ」の軍事班記者として活動。軍事技術、軍事史に精通し、各国特殊部隊の徹底的な研究をしている。日本映画監督協会会員。日本推理作家協会会員。筑波大学非常勤講師、同志社大学嘱託講師
柿谷哲也[カキタニテツヤ]
1966年横浜市生まれ。1990年から航空機使用事業で航空写真担当。1997年から各国軍を取材するフリーランスの写真記者・航空写真家。日本航空写真家協会会員。日本航空ジャーナリスト協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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