内容説明
ヘッケラー&コッホ(H&K)社の画期的ロングセラー「MP5サブマシンガン」―その名声は英陸軍SAS、ドイツ連邦警察GSG‐9、米海軍SEALsなどの特殊作戦部隊の手によって世界中に知れわたり、日本警察SATでも採用されている。高い命中精度と発射速度を兼ね備えた堅牢な造りのMP5は、人質救出をはじめ、精密射撃が必要な状況下での戦術を一変させた。MP5の開発経緯から独特な作動メカニズム、多彩なバリエーション、運用の実際まで、そのすべてを解き明かした近代小火器史と特殊作戦部隊に興味を持つ読者にとって必読の書!
目次
第1章 MP5サブマシンガンの開発と誕生
第2章 MP5の精密フルオート射撃
第3章 MP5を使用する法執行機関
第4章 MP5を使用する軍特殊部隊
第5章 MP5が与えたインパクト
第6章 最強の精密射撃マシン
著者等紹介
トンプソン,リーロイ[トンプソン,リーロイ] [Thompson,Leroy]
長年、小火器の専門家として各国の軍および警察で銃器に関する戦術トレーニングや助言を行なっている。ディスカバリー・チャンネルやナショナル・ジオグラフィック、英国放送協会(BBC)のドキュメンタリー番組にも兵器エキスパートとして出演している
床井雅美[トコイマサミ]
東京生まれ。デュッセルドルフ(ドイツ)と東京に事務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。とくに陸戦兵器の研究には定評があり、世界的権威として知られる
加藤喬[カトウタカシ]
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。アラスカ州立大学フェアバンクス校ほかで学ぶ。88年空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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