内容説明
建物のカドから姿を見せずに撃てる奇想天外のドイツ製小銃から第2次大戦最悪の小火器、映画に見る武器の間違い、反乱を引き起こした弾薬まで、銃器と弾薬について知られざる99の真実を簡潔かつ詳細な解説で紹介!長い軍歴と広範な知識を有する銃器研究の第一人者が武器にまつわる俗説や誤解をこの一冊で完全払拭!
目次
第1章 銃器の基礎知識(米陸軍と海兵隊で最も長く使われている銃器は何か?;世界で最も長く使われている近代的軍用小銃は何か? ほか)
第2章 銃器の俗説(ロシアで設計されアメリカで製造された小銃をロシア内戦に出兵した米兵が装備していた?;ドイツのMG.34汎用機関銃が「シュパンダウ」と呼ばれる理由は? ほか)
第3章 弾薬の基礎知識(弾薬が「ラウンド」や「ボール」と呼ばれる理由は?;最悪な「弾薬」と「弾丸」の言い違い ほか)
第4章 弾薬の俗説(口径表示と実口径はなぜ違うのか?;NATO軍と旧ワルシャワ条約機構軍の弾薬には互換性があるか? ほか)
著者等紹介
ロットマン,ゴードン[ロットマン,ゴードン] [Rottman,Gordon L.]
1967年に米陸軍入隊後、特殊部隊「グリーンベレー」を志願。各国の重・軽火器に精通する兵器担当となる。1969年から1970年まで第5特殊部隊の一員としてベトナム戦争に参戦。その後も空挺歩兵、長距離偵察パトロール、情報関連任務などにつき、退役時の軍歴は26年に及ぶ。統合即応訓練センターでは、特殊作戦部隊向けシナリオ製作を12年間担当。現在はフリーランス・ライター。テキサス在住
加藤喬[カトウタカシ]
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。アラスカ州立大学フェアバンクス校ほかで学ぶ。88年空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『L T―ある“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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