内容説明
まさかアメリカの軍人になるとは思わなかった―東京生まれの日本人で米空軍少佐。“ある思い”を胸に米国に大学留学し、ひょんなことから米陸軍、さらに空軍へと入隊。基地の要塞化の責任者としてイラクに派兵されるが、ロケット弾攻撃により兵を死傷させてしまう。耐えがたいほどの罪悪感。そして浮かびあがる疑問「なんで俺はこんなところにいるんだろう…?」その答えをもとめて初めての著作にいどむ。
目次
何のための戦いか
東京から来たよそ者
「これは南部の因縁だ!」
化学者への夢
地獄の新兵訓練
アメリカ陸軍少尉
SRT出動せよ!
シカゴへ
「みんなミスターUが好きだよ」
アメリカ空軍入隊
イラクの戦場へ
明日が見えない戦い
戦地からの生還
著者等紹介
内山進[ウチヤマススム]
1963年東京生まれ。広島の中学、高校を卒業し、秋田大学2年生の時に交換留学奨学生として米メーン州南メーン大学に留学。88年にミズーリ州立大学で化学の学士号を修得し卒業。89年イリノイ大学大学院に入学、90年中退。日本の化学会社に入社し、スペインへ派遣社員として勤務、同年退社。91年米陸軍に入隊。94年陸軍士官学校卒業後、少尉。フォート・スチュアート勤務。95年中尉昇進。米国人女性と結婚。99年除隊し、イリノイ州兵(予備役)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 造形の構造