内容説明
1775年の創設以来、海兵隊はアメリカの戦争には必ず参加し、いずれも激しい戦闘、困難な作戦を担当している。本書は、数多くの最新の写真により、現在の海兵隊の実像をあますところなく再現。まさに「海兵隊とは何か?」という読者の疑問に答える内容といえる。海兵隊は出動命令が下れば、世界のどこへでも迅速に、圧倒的な戦力を投入することができる。本書では、海兵隊の過酷な訓練、高い忠誠心、そして優れた危機対応能力に焦点を当てながら、海兵隊が世界最強の部隊であることを明らかにする。
目次
第1章 海兵隊の新兵訓練―勝つために訓練する(誤解されている戦闘集団;伝説の海兵隊員たち ほか)
第2章 海兵隊の組織と戦い方―勝利は、戦いが始まる前から約束されている(紛争から6時間以内に派兵;予期せぬ状況を乗り越える ほか)
第3章 テロとの戦い―新たな戦場に対応する(戦場が都市部に変わった;中東の市街戦 ほか)
第4章 これからの海兵隊―米国の防衛を担う最強の組織(海兵隊の強みは高い適応能力;新たな任務「テロとの戦い」 ほか)
資料 海兵隊が参加した主な戦い(チャプルテペックの戦い(1847年9月12日~13日)
ベローウッドの戦い(1918年6月1日~26日) ほか)
著者等紹介
パークス,デビッド[パークス,デビッド][Perks,W.David]
海兵隊公式ホームページ“Marine.com”をはじめとする、海兵隊の広報誌などの編集者。バージニア州コモンウェルス大学でマスコミ学を専攻。ジョージア州マクドノー在住
ブライアント,ロス[ブライアント,ロス][Bryant,Russ]
1985年から89年まで第1レンジャー大隊に所属。退役後、サバンナ大学芸術デザイン学科にて写真学を専攻。写真家およびレンジャーOBとして、ハンター陸空学校の第1レンジャー大隊、フォートベニングの第3レンジャー大隊、フォートルイスの第2レンジャー大隊の訓練や活動の様子を撮影し取材している
友清仁[トモキヨヒトシ]
1974年生まれ。長野県在住。サラリーマンをへて実務翻訳者となる。公官庁などの依頼により、軍事・防衛・治安関連の技術資料、論文を多数翻訳。とくにアメリカ軍の装備・兵器の動向に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。