内容説明
「デビルドッグ(悪魔の犬)」の異名をもつ世界最強の米海兵隊で戦う日本人がいた。9・11同時多発テロ後に海兵隊に志願し、地獄のブーツ・キャンプ(新兵訓練)を乗り越え、マリーンの一員となった彼を待ち受けていたのは「イラク行き」の命令だった。彼はなぜ海兵隊に志願し、二度におよぶイラク派遣で何を考えて戦ってきたのか?「テロとの戦い」の実相を描いた驚愕のノンフィクション。
目次
序章 激戦の地ファルージャ
第1章 陸上自衛隊に入隊
第2章 アメリカ軍に入る夢
第3章 地獄のブーツ・キャンプ
第4章 52日間の歩兵訓練
第5章 1回目のイラク派遣(バビロン)
第6章 2回目のイラク派遣(ファルージャ)
第7章 名誉除隊
著者等紹介
越前谷儀仁[エチゼンヤヨシヒト]
1973年生まれ。高校卒業後、陸上自衛隊に入隊し、習志野駐屯地にある第1空挺団に勤務。1993年に退職。グリーンカード(永住権)を取得後、単身渡米。アメリカ各地を回り見聞を広め、9・11同時テロ後の2002年10月アメリカ海兵隊に志願入隊。カリフォルニア州サンディエゴの海兵隊新兵訓練所(ブーツ・キャンプ)で11週間の基本訓練を修了して、キャンプ・ペンドルトンの歩兵学校(SOI)に進み、歩兵訓練を受ける。2003年6月、第1海兵師団第7連隊第1大隊B中隊第1小隊員として、イラク戦争(OIF.1)に派遣され、イラク南部のバビロンにてイラク軍の掃討作戦に従事。2003年10月に帰還後、カリフォルニア州29パームス基地にて勤務。2005年7月に第2大隊F中隊第3小隊員として2回目のイラク(OIF.3)派遣となり、激戦地ファルージャで戦う。2006年1月に帰還後、伍長に昇進。29パームス基地にあるモハビ・バイパー(イラク専用市街地戦闘訓練所)で仮設敵役として勤務。2006年10月に名誉除隊。現在、米国にて会社を設立し、そのかたわらアメリカ陸軍予備役にて勤務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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