内容説明
超大国アメリカとその同盟国が目指す軍隊のRMA(軍事における革命)化には高度な技術と高額な経費が必要となる。必然的にイラクや中国をはじめRMA化できない国の軍隊も生まれ、在来の戦いで彼らに勝ち目はない。そこでRMA型軍隊の弱点や国家そのものを狙った新たな「非対称型」の戦いを挑むことになる。大量破壊兵器から生物化学兵器、サイバーテロまで、21世紀の軍事を総合的にとらえた決定版。
目次
第1部 RMA(軍事における革命)(自衛隊のRMA化計画;RML(兵站補給における革命)
RMAの問題点)
第2部 非対称型の戦い(RMA型軍隊に対抗するには;インフォメーション・ウォーフェア(IW)
テロと大量破壊兵器
弾道ミサイルと巡航ミサイルによる脅し
都市の戦い(市街戦:MOUT))
著者等紹介
江畑謙介[エバタケンスケ]
1949年生まれ。上智大学大学院理工学研究科機械工学専攻。博士後期課程修了。1983年~2001年英国の防衛専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー』通信員。95年スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員。99年より防衛調達審議会議員。2000年より内閣官房「情報セキュリティ専門調査会」委員
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