内容説明
昭和四十二年四月三島由紀夫が陸上自衛隊富士学校へ体験入隊した際、指導官を命じられ、以来事件直前まで親交のあった自衛官らの証言、手記、書簡をもとに、三島由紀夫がなぜあれほどまでに自衛隊に魅せられ、何を期待していたのか、そして袂を分かたざるを得なくなった理由とは?―知られざる「三島事件の真相」を自衛隊関係者が初めて明かした話題の書。
目次
序章 沈黙を破り始めた関係者
第1章 三島が最も親しくした自衛官
第2章 三島由紀夫と富士学校
第3章 青年士官、菊地の器量
第4章 「円谷幸吉」を聴く三島由紀夫
第5章 漂流のはてに
第6章 三島の自刃と益田総監
第7章 菊は咲くか
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