内容説明
１９９０年代のパーソナルコンピュータは、人間の個性の幅に対応した、さまざまな成熟のパターンを求めらるのではないだろうか。パーソナルコンピュータの明日を切り開く１３人のキーマンとの対話を通じ、１９９０年代におけるパーソナルコンピュータの成熟の幅を検討する。
目次
第１章 ＯＳの支配者が未来図を書き換えるとき（マイクロソフト 古川享）
第２章 ＯＳ／２から未来を奪い取るサンの国取り宣言（日本サン・マイクロシステムズ 松本孝利）
第３章 日本電気のマルチＯＳ路線に“時代錯誤”はなし（日本電気 水野幸男）
第４章 「標準」がないのなら「互換」を通じて国民機を目指す（セイコーエプソン 相沢進）
第５章 第二の標準か？ＤｙｎａＢｏｏｋ革命宣言（東芝 古賀正一）
第６章 ソフト価格の破壊でパソコン市場の拡大を目指す（アシスト ビル・トッテン）
第７章 ＦＭＴＯＷＮＳの描く、３２ビット・ミラクルワールド（富士通 関沢義）
第８章 ホビーからビジネスへ。Ｘ６８０００、３年目の自信（シャープ 鳥居勉）
第９章 究極のターゲットは日本のジョブズの育成にあり（キヤノン 酒巻久）
第１０章 完全日本語マックに一切の死角なし（アップルコンピュータジャパン 堀昭一）
第１１章 ９０年代に備える３２ビットＮＥＳＡの鉄壁の布陣（日本電気 高山由）
第１２章 ＣＰＵの覇者インテルが目指す未来（インテルジャパン ウイリアム・Ｏ・ハウ）
第１３章 永久革命企業アスキーが見るパソコンの未来（アスキー 西和彦）
