出版社内容情報
手術や薬に頼らず、苦痛を強いられることなく治療でき、
QOL(生活の質)も高い療法として期待されている代替(ダイタイ)医療の最前線。
21世紀の医療の姿を語った対談録。
内容説明
“代替医療”は日本の医療を変えられるのか?21世紀の医療の姿を語った対談録。
目次
第1章 今、なぜ代替医療なのか(代替医療とは何か;代替医療のさまざまな種類 ほか)
第2章 代替医療の効果と問題点(代替医療は病気を治せるのか;代替医療がQOLを向上させる ほか)
第3章 世界の代替医療の現状(アメリカにおける代替医療の現状;欧米に遅れている日本の代替医療)
第4章 代替医療で日本の医療はどう変わるのか(日本の代替医療はどこに向かうのか;代替医療による医療革命)
著者等紹介
渥美和彦[アツミカズヒコ]
1954年、東京大学医学部卒業後、心臓外科を専攻し、人工臓器、超音波医用コンピュータなどの医用工学の研究に従事。64年、同医学部医用電子研究施設助教授、66年教授、73年施設長歴任。89年、退官し名誉教授。95年、鈴鹿医療科学技術大学(現鈴鹿医療科学大学)学長に就任。退任後の98年12月、日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)を設立し、初代理事長に就任。朝日学術奨励賞(65年)、日本医科器械学会著述賞(82年)、アメリカレーザー医学会賞(83年)などを受賞
広瀬輝夫[ヒロセテルオ]
1948年、千葉大学医学部卒業。57年、医学博士取得。53年、心臓外科手術研究のため渡米。74年から89年までニューヨーク医科大学臨床外科教授。世界初の無輸血開心術のための無血人工心肺開発、冠動脈バイパス、自家組織を用いた心臓弁の再建術など、多くの業績がある。現在、秀明大学医療経営学科主任教授、KMPGヘルスケアジャパン取締役、日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)理事、米国および国際医学会評議員などの要職を務めるかたわら、医学・医療制度などに関する評論活動を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。