出版社内容情報
絶好調逸見政孝の新版エッセイ。タレント生活の舞台裏、家族とのエピソードから、ビートたけしら十数人による抱腹絶倒の逸見評まで。
目次
1 青春家族
2 やっぱりテレビは面白い
3 こだわって、こだわって
4 逸見流正しいお作法
5 いっつも一生けんめい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
122
1993年、フリーになって5年の変身と変わらない本質を語る。人気絶頂期、各々毛並みの異なるレギュラー番組で次々多面性を発揮していく一方で、「真面目」「几帳面」「頑固」が染みついている著者はタレントに染まり切らない。仕事とプライベートのライン引きが不器用なのもこの性格が根幹にある所以。この独特のキャラで司会責任をしっかり全うしているからこそ、珍回答や威勢の良いツッコミや外した歌唱などで番組を盛り上げられたのだろう。関係者コメントで真面目を断定しないのは山城とたけしのみ、対抗役だからこそ見えるものがありそう。2022/12/02