出版社内容情報
ハマコーが吼えた─リクルート事件、次期政権の行方、自民党の構造と……誰も明かにしなかった政界の内幕を縦横無尽に斬りまくる。
内容説明
孤高のハマコーが自民党総主流派体制による保守政治の破綻を憂い、“スキャンダル・癒着・根回し”の腐った政界常識にマッタをかける。
目次
第1章 不肖ハマコー、生涯の闘争
第2章 ハマコー、スカンピンの時代
第3章 大風呂敷はハマコーのロマン
第4章 ハマコーの選挙必勝法
第5章 ハマコー流政治の読み方
第6章 不肖ハマコーの使命
第7章 ハマコーの危機管理論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
8
ハマコーは稲川会系組員で児玉誉士夫の運転手をしていたガチヤクザだが、もちろん「お天道さまに背を向けた時代」などとボカし、略歴にも書かない。その学のないヤクザあがりが珍獣としての需要しかないにも関わらず一生懸命学のあるように見せかけようと虚勢を張り大上段に構えた紋切り型で中身の因果関係は支離滅裂な「政見」を延々と垂れ流すのを読まされるのは、心の底からうんざりする。自分が専門性の高い政策内容を聞いてもちんぷんかんぷんなものだから、他者も自分が聞こえてるようにと、意図的に新奇用語をでたらめに並べて煙に巻くという2024/11/02
あらあらら
3
自伝。悪口ばっかり書いている「日本をダメにした9人の政治家」に反してそんなに悪く書いていない。2023/10/29